カレーライス＠同發 本館（横浜中華街）

同發は中華街で一番好きな店でして。中華街でお勧めは？と聞かれたら、牡丹園とか清風楼とかいろいろおいしいところはあるんだけれど、やっぱり同發に行っておけと答えておこう。（関係ないけど、世界チャンピオンの肉まんも食べておけと言っておこう。うまいから。あと李錦記のオイスターソースも買って帰れと言っておこう。異様に安いから。）
で、このお店の一番のオススメは皮付きチャーシューなんだけど、今回は、以前からうまいと噂に聞いていたカレーを食べてみた。「昔は（石原）裕ちゃんもよく食べに来たのよ〜」（by店の人）というこちらのカレー。その真偽はちょっと疑わしいと思っているんだけど（特に”よく”って部分は、どれくらいの頻度なのかと）、まあ密かに人気なのは本当らしい。ちなみに昔は隠れメニューだったらしいですが、今は壁に堂々と写真付でカレーライスって貼ってあったよ。
で、カレーライス。見た目は普通のカレー・・・じゃないな。カレーの常識を覆すしっかりと形の残った玉ねぎに細切れの豚肉。具はそれだけ。カレーライスというよりは何かかけご飯みたいな見た目で、ふーんと思いながら食べたんだけど、、、、、、うまい。なんだこれ、うまいぞ。
なんだろうなあ。スパイスがなんか香ばしい感じで、やめられない止まらない。豚肉はすごく柔らかい。多分、炒める前に酒と片栗粉あたりをまぶしておいたと思われ（中華の下ごしらえでよくやるアレ）。原型をとどめたたまねぎも、むしろしゃきしゃきしていておいしい。ちょっと私の貧困なボキャブラリーではどう表現したらいいのかわからないんですが、とにかくうまかったよ（笑）！！人生でかなり上位に食い込むカレーだ。中華街まで来てカレーを食べようという心の余裕のある方、是非食べてみてください。
ちなみに同發ですが本館がおすすめ。別館は値段設定やメニューが違います。土日は混むので、11時の開店同時がねらい目。最近どうも混雑具合が激しいなと思っていたら、「るるぶ」に載ってるんだってさ。やめてくれ〜。