My log

個人的な日々の記録です。

2023/03/31(金)晴れ

6:30起床。週末…じゃないな…子の弁当が必要だ…。布団の中でぼんやりと今日の確認。

弁当の準備は、私が感じている心の重圧に反比例して、実際はさほど大変な作業ではない。美味しい冷凍食品が溢れるこの現代、こだわり過ぎなければ弁当の準備なんて簡単だ。なのにいつまで経っても私が弁当の準備に苦痛を感じてしまうのは、私の心の持ち様が原因であるということはわかっている。こういう不要な心の荷物を背負わずにいられる人間になりたいのだが、性分だ。仕方がない。

子を学童へと送り出しながら、NHK朝ドラの『舞いあがれ』を観る。最終回だ。途中散々に文句を言いながら見続けてきたのだが、大変良い最終回だったと言わざるを得ない。全ての道のりが積み重なって、見事に今日に繋がった。朝ドラを通しで全て見るというのは『あまちゃん』以来のことだったけど、半年かけて、こんな風に誰かの半生を納得感をもって描ききるというのはどんな作業なのだろうか。さぞかし集中力が必要なのではないかと想像した。

日中は図書館に行った。『人喰い――ロックフェラー失踪事件』を手に取り、しばらく読んだ。ロックフェラーの御曹司マイケルがニューギニアで消息不明となった事件を追ったドキュメンタリー本。カニバリズムはそれほど興味のあるトピックではなかったので借りずに帰ってきてしまったが、今になって続きがちょっと気になっている。冒頭、舟が転覆してしまった時のマイケルの心情を描写した文章がとても良かった。金持ちとしての矜持。帝王学というやつだろうか。私には、カニバリズムよりもそちらの方が興味深い。

夕方から子の習い事の付き添いがあるけれど、今日は仕事の休みを取得した旦那が行けるという。夕方からは家で一人だぞ…とほくそ笑んでいたのだが、休みのはずの旦那が仕事の電話を受けている。どうも嫌な予感がする…と思っていたら部屋に旦那がやってきた。旦那の「悪いんだけど…」という声と、私の「嫌だー!」という声が重なった。結局、子の習い事に付き添い、私の今日という日は暮れていくのだった。

追記:申し込んでいたSUGAのライブチケットが、全て落選していた。友人からも全落ちの連絡。ガッデムという気持ち。

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