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個人的な日々の記録です。

ホーランエンヤ@松江


ホォーーオラァーーンエーーェェーーーンヤッ
ちゅーわけで、相方実家があります松江にてホーランエンヤという12年に一度の開催というお祭りがありまして。宮島の管絃祭、大阪天満の天神祭と並ぶ日本三大船神事なんだそうですが。せっかくなので行って来たよ。
この神事は豊穣を願って行われる神事のようですが地元の人々曰く「12年に一度だと正直馴染みがなくてあまり行事に対して愛着がわかない」そうだ(笑)。そりゃそんなものかもな。12年に一度じゃ、前回の記憶もなくなるものね。昔はもっと幅の狭い川でやっていたので船も近くに見れて迫力があったんだという話。今はもうその川では水量が足りないので、できないのだそうだ。確かに今の川だと船の大きさに対して川幅が広すぎて、正直いまひとつ船が遠くて迫力不足。テレビで神社に舞を奉納した様子なんかもさかんにやっていたんだけど、そっちの方が迫力があって良さそうな感じがしたよ。ちょっともったいないなあ。
そして驚いたのは午前中で神事のハイライトの部分は終わってしまうので、昼過ぎにはすっかり人も掃けて、「あの人たちは一体どこへ?」というくらい人のいない町にもどっていたのでした。じゅ・・・・12年に1度だよね?もっと盛り上がっていこうぜ??なんて、思った次第。でも道路は松江にありえないくらい車が出ていたようで、タクシーの運ちゃんがグチグチ言ってらっしゃいました。渋滞だらけでマニュアル車の運転は疲れるんだそうだ(笑)
で、今回は前回にも増して駆け足松江行きだったので、ホーランエンヤ以外はなんも見てない。あ、中途半端に時間が余ったから二両編成の地元電車、一畑電車には意味もなく乗ってみたけど。ちょっと写真を撮る勇気はなかったけど、座席の異常な長さにびびった。乗降口が一両に二つしかないから、その間全部つながっているのね。


あとは日本海のうまいものを食べれるだけ食べてきたよ。
こんなにでかい牡蠣は初めて見た。養殖だそうだけど。


相変わらずうますぎる。ノドグロの刺身。



初めて食べたよ。エンガワの刺身。


これは「鯛の鯛」って言うんだそうだ。財布に入れておくとお金が溜まると言われているそうで。鯛のひれの付け根の部分の骨です。ちなみに自分で取ろうとしたら、見事に割れた(写真上)。お金、、、逃げていかないか心配だ。

そんなこんなで、体重が人生の最高記録を更新。あらまー・・・・。

帰りがけに相方父がお茶を淹れてくれたんだけど「お茶は1杯は良くない言うけん」と飛行機の時間が迫る中、2杯目を注いでくれた。それには言い伝えがあって、昔、松江を流れる大橋川の架橋工事が難航していたときに、工事を成功させるために人柱をたてた。人柱は、朝一で仮橋を通りかかった者にしたが、それにあたってしまったのが足軽の源助。その日の朝、源助は急いでいて、お茶を1杯だけ飲んで出かけたところ人柱となってしまったのでした。というわけで、松江ではお茶は1杯だけ飲むのは良くないと言われているんだそう。こういうその土地特有のお話が習慣になっているのって、面白いわよね。


あー、次こそもっとゆっくり行って来たいぞー。