My log

個人的な日々の記録です。

養老孟司・竹村公太郎/本質を見抜く力 ―環境・食料・エネルギー

本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546)

本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546)

どうにも内容が私の脳みそに反応しなくて読み流してしまったよ・・。疲れた会社帰りに読むにはヘヴィだったか。対談形式なので、話がどんどん流れていってついていけなかったのも敗因の一つ。お二人ともいろんなことをよくご存知で、面白い内容なんですけどね。
「温暖化の何がいけないのか。地球の気温は上がったり下がったりを繰り返しているんだ。それよりも現実的な限界点のシミュレーションをしてしっかりとした基準値を把握すること、温暖化の後の生活を考えること。その方が大切だ。」というお話はものすごく賛成。人間が生物活動をして地球の環境が変わっていってそれを「元に戻さなくては!!」っていうのは、無理があるし、なんだか傲慢な話じゃないかと疑問に思っていたんだけど、その考えを肯定されてすっきりしたよ。
あと、養老さんがことあるごとに「石油なんて早く使い切ってしまえばいい」「アメリカの国債は焼いてしまえ」とおっしゃってたのがちょっと面白かったです。面白がらせてるわけじゃないと怒られるとは思いますが、何回も言うんだもの。