島根行き その１

はるばる島根まで行ってきたのよ。
入籍相手のご両親へのご挨拶というイベントをこなしに。
まあ、ご挨拶は恙無く終わった（多分）んで、アレとして。
意外と面白い土地だったよ、島根。

１日目は松江市内観光。感想などつらつらと。

松江と言えば松江城。
市内の観光地を走るレイクラインなるバスがいたので、そいつに乗って松江城へ。別名千鳥城。堀尾なんちゃらが関が原で手柄をたてた報奨で築城。３代目で嗣子無く、お家没落。その後、京極なんちゃらが入城するもまたしても嗣子無く、お家没落。その後、徳川家康の孫にあたる松平直政が入城。明治維新まで松平家の統治が続く。
想像よりもこじんまりしたお城だけど、外壁が黒くてカッコイイ。お堀も大きくて緑が多く、景色がいい。私の実家の静岡には駿府城跡があってお堀だけ現存しているけれど、松江のお堀のほうがゆったりとしていてきれいだわ。うーむ。孫に負けてるぞ、家康（駿府城は家康の築城）。
そんなことを考えながら、城マニアの甥っ子（小６）のために写真を撮る。「気になった部分は全部撮ってきて下さい（←なぜか電話だと敬語な甥っ子）」という指令を受けたけども、気になったところといわれても。マニアが気になる場所なんてわからんわよ。しょうがないから、ありとあらゆる角度から撮りまくる。おばちゃん、頑張ったわよ。

お城見学の後、お堀沿いの武家屋敷へ。武家屋敷って・・・・、金沢なんかにもあるけどこんなもんなのか。「意外と小さい所に住んでいたんだね」て以外に、なんて感想を持てばいいのかしら。
本当はお堀を舟で一周する遊覧船に乗りたかったのだが、時間が遅くて終わってた。がっくし。そんじゃあと宍道湖へ夕日を見に。

宍道湖。
随分でかい湖で驚いたけれど、それでも日本７位の広さの湖だそうだ。・・・・へー。大きな湖といえば、琵琶湖くらいしか思いつきませんが？他にもあるの？しじみと夕日が有名。夕日がオレンジ色に輝く本当に美しいさまは、あと30分くらい待たねばならぬ。寒かったし、待たずに帰ったよ（笑）待たなくても十分きれいでしたから。
そんなこんなで本日の市内観光は終了。他にも小泉八雲の住居とかあったんですが。時間なかっただよ。
夜は相方実家のお義父さんがやっている小料理屋でうまいものをたらふく食らう。
のどぐろの刺身、最高。日本海側で獲れる赤く小さめの脂のたっぷりのった魚で、煮つけが一番おいしい。でも、せっかく新鮮だから刺身で食べて帰りたいと思っていたのだ。ちなみにこの辺の刺身醤油は、普通の醤油より少しトロっとした甘味のある醤油でした。九州もそうだったよな。どの辺りからこの刺身醤油を使っているのかしら。私は奄美大島でこれを見るまでそんな醤油の存在は知らなかったよ。他にも生牡蠣だのカサゴの丸揚げだのあわびのバター焼きだの天ぷらだの。一年分くらいのうまいもの食べ放題だったわ。松江、魚介のおいしい街だな。