My log

個人的な日々の記録です。

スターウォーズから始めましょう。

 
いつぶりだろう、映画館で映画を観たのは。
子育てが始まって以来めっきり映画館に足を運んでいないどころか、映画自体そんなに観ていない。
なので、ちょっとしたことで必要以上にウキウキしてしまいまして。本編前の予告編上映を観ただけで脳内が「楽しいー!うっひょーーーい!全部面白そーーー!!」とかなる始末でしたよ。
でも今回の『スターウォーズ/フォースの覚醒』、そんな私の映画事情を差し引いても、やっぱりかなり面白かったのではないかと。
 
贅沢なことを言えば、「ちょっとファンサービスしすぎでは」とか「いくらなんでも旧作をなぞりすぎだろ」とか「ご都合主義だな、おい」とか突っ込むところは結構あったんだけど、観ている最中本当に楽しかったし、大満足であるよ。
 
ちなみに私が今回一番「おお!」と思ったのは、ストームトルーパーの赤い血の演出。今までストームトルーパーに対して、それでいいのかお前たち?とか思っていたので、人間らしさが見えたこの演出は結構ぐっときた。
 
マイナス点について言えば、私的にはカイロ・レンの顔かな。彼、ハリー・ポッターあたりに出てきそうな顔じゃないですかね。彼が顔を出していると、フォースの戦いがどうにも魔法使いの戦いに見えてしまい。
いや、弱さや迷いが見え隠れして絶妙にイラっとする、いい感じの敵キャラ顔だとは思うんだけどね。もうちょっと髪でも切って、魔法使いっぽさを薄めてくれないかな。
 
あと、いたるところで同じツッコミがなされていることとは思いますが、これは言わずにいられない。キャプテン・ファスマ。お前今回、何しに出てきた?!
 
ともあれ、旧作から今シリーズへの世代交代という難ミッションを、納得の形で完了させた監督のJ.J.エイブラムス。世界中のSWファンから感謝を捧げられすぎて、昇天でもしてしまわないかと心配です。
 
今作で旧シリーズへの欲望は十二分に満たされたし、新キャラがどれも魅力的で本当に良かったので、次は純粋に物語の続きがとても楽しみ。次作監督のライアン・ジョンソンには旧シリーズの呪縛から解き放たれて、のびのびと新しい物語を描いてくれることを望む次第です。
 
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■追記
2016/1/4 MX4Dにて2回目の鑑賞をしたので、感想とかメモ。
 
ハリソン・フォード、すごくいい。渋い。年とってもかっこいい。インディ・ジョーンズ5の噂があるから、楽しみに待つ。
・カイロ・レンは、見れば見るほど厨二病で味わい深い。今後の活躍に期待。苦しめ。
・レイの走る姿が好き。特に後姿。孫悟空っぽい。身軽って、こういうことだなと。
・レイの服装、エピソード4のルークを連想させるけど、なにか意味ある?
・レイは一体どこでマシンについての知識を得たのかしら。レイの生い立ちと関わってくるのか?
・カイロ・レンは、フィンを知っていたのかしら。
 脱走兵が誰なのかという会話の中で、カイロ・レンが「FN-2187、あの村の出身だ」というようなことを即答している。一回目に見た時は「ふーん。随分細かいことまで把握しているんだな、こいつ」くらいに思って流していたけど、殺された村の長老っぽい方とカイロ・レンが顔見知りだということを考えると、ナチュラルボーン・キーパーンなのか?
 
・MX4D初体験だったけど、私的には必要ないな。
揺れや振動が画面の臨場感を高めているかというと、特にそうでもないし。爆発シーンで風が吹くと「この爆発規模で、こんなしょぼい風かーい」とか、銃撃シーンで椅子がボコボコ動くと「なに?!うざい!!」とかいちいち思ってしまい、むしろ鑑賞の妨げに。
 
・3Dは頑張ってた。
何年かぶりかで見たけれど、やはり技術は向上し続けているんだなあ。以前観た時よりも随分良くなっていた。特に物や人がアップになるシーンはとても良い。でも引きのシーンになると、途端に人物がミチチュアっぽく見えてしまって、気になった。

まだ全く解き明かされていない主人公たちの過去。今後のストーリーで解き明かされるんだろうけど、エピソード1.2.3みたいにちょっといただけないプリークエルがこの先作られないことを望む。